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(一社)都市環境エネルギー協会機関誌に化学蓄熱材に関する解説を寄稿
2019.09.19 Tweet
当社は、一般社団法人 都市環境エネルギー協会の機関紙「都市環境エネルギー」Vol.123 (2019年7月)に、トヨタ自動車、日本環境技研と共同執筆で「化学蓄熱材を用いた輸送事業の概要と今後の展開について」と題した解説記事を寄稿しました。
都市環境エネルギー協会は、都市熱供給処理システムの活用により、都市計画、都市整備と都市のエネルギー利用との調和を図り、都市熱環境の最適化と省エネルギー型都市の実現を通して国民生活向上に貢献することを目的とした活動を行っています。化学蓄熱技術は、工場の未利用排熱を有効利用することで省エネルギー化を実現し、石油利用量の減少、低炭素化社会の実現により、都市環境やエネルギー政策に貢献することが可能です。
特に当社が供給する酸化マグネシウム/水系化学蓄熱材は、蓄熱密度が高く、300℃程度の蓄熱が可能で、安全かつ輸送に適しており、半永久的に蓄熱が可能な素材として、大きく期待されています。
本記事は研究技術最前線の解説として、化学蓄熱材の開発、反応プロセス、事業モデル例および今後の展望など、熱輸送事業に関する取り組みを分かりやすく詳細に解説しています。当社は本記事中の、「2.蓄熱材基材と成形体開発について」の執筆を担当しました。
当社は、酸化マグネシウム/水系化学蓄熱材 CHARGEMAG®PM-1を開発、販売しています。
CHARGEMAG®PM-1は、金属塩を組み合わせることにより通常の酸化マグネシウムよりも蓄熱開始温度、蓄熱ピーク温度を約50℃低下させることに成功した商品です。
当社では、CHARGEMAG®PM-1よりも蓄熱温度をさらに低温化した商品も開発中です。詳しくはお問い合わせください。
機関誌目次および購入申し込み等 (都市環境エネルギー協会様のウェブページに移動します)