第5回 IMPRES2019 においてキーノート講演を発表

2019.11.12

第5回 IMPRES2019 においてキーノート講演を発表

 当社は、第5回 IMPRES2019 (2019年10月)において、「Commercialization of Lithium Chloride-Modified Magnesium Hydroxide for Chemical Heat Storage」(邦訳:塩化リチウム添加水酸化マグネシウム系化学蓄熱材の商用化)と題し、キーノート講演を行いました。

第5回 IMPRES2019 においてキーノート講演を発表

 IMPRES2019 は低炭素社会を目指した材料・プロセスに関する国際シンポジウムで、燃料電池、ヒートポンプ、蓄熱、収着システム、およびそれらの応用面の機能材料の開発などについて発表や討論が行われます。IMPRESは3年ごとに開催され、京都(日本)、シンガポール、福岡(日本)、タオルミーナ(イタリア)につづき、5回目が開催されました。

 当社は、化学蓄熱の分野で、基調講演を担当しました。講演では、当社が開発・販売した水酸化マグネシウム/水系化学蓄熱材 CHARGEMAG®PM-1 について、研究開発と商用化について発表いたしました。 当社が供給する水酸化マグネシウム/水系化学蓄熱材は、蓄熱密度が高く、300°C程度の蓄熱が可能で、安全かつ輸送に適しており、半永久的に蓄熱が可能な素材として、大きく期待されています。

第5回 IMPRES2019 においてキーノート講演を発表

 CHARGEMAG®PM-1 は、金属塩を組み合わせることにより通常の水酸化マグネシウムよりも蓄熱開始温度、蓄熱ピーク温度を約 50°C低下させることに成功した商品です。
 化学蓄熱技術は、工場の未利用排熱を有効利用することで省エネルギー化を実現し、石油利用量の減少、低炭素化社会の実現により、都市環境やエネルギー政策に貢献することが可能です。

 当社では、CHARGEMAG®PM-1 よりも蓄熱温度をさらに低温化した商品も開発中です。詳しくはお問い合わせください。

IMPRES2019 公式ホームページ
http://www.knt.co.jp/ec/2019/impres2019/

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